打楽器 煙る叢雲を裂いて ／ 滝川賢人

The Vivid Beaters
第4回定期演奏会
当日団員であった梶智徳氏のために作曲。
タイトルは当人に決めてもらいました。
当人のことを考えて、戦国風音楽と祝福を込めた音楽の2部構成にしました。
冒頭は夜風が吹く戦争前の静けさをハーモニックパイプとマリンバソロで表現しています。
そして戦いが始まります。ウッドブロックとバスドラム、ハイハット、締め太鼓の刻みと銅鑼が戦場での荒々しさ、馬の足音を表現しています。太鼓ソロ場面では、軍のぶつかり合いを。
後半は戦いを終えて平穏を迎えた国での宴をイメージ。2人の幸せを願って…。
2024年5月18日、小杉文化ホールラポールまどかホールにて初演されました。　（滝川賢人）